ちまちまと気が向いたら更新予定。
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09 , 09
誠に申し訳ないのですが、管理人が受験のためおそらく2ヶ月くらいは更新が遅くなると思われます。暇を見つけて、載せますので、ご了承ください。

なお、ちょっとネタにつまってたりするので、参考程度に好きなシチュエーション等をメールしていただけるとありがたいです。あくまで参考なので、実現するかどうかは分りません。
(文の書き方にとやかく言ったりはしませんが、ギャル文字・明らかに絵文字、顔文字使いすぎ等は、読みにくいので避けていただきたい…。敬語じゃなくていいですがタメ口はほどほどで、めんどくさくてスミマセ…。ようは気楽に書いていただければ良いです、はい。お友達感覚で。)

励ましのメールをくれた方、ありがとうございましたm(_ _)m
頑張りますので、見捨てないで下さい…(・Д・`)
閉鎖or長期お休みは考えてませんので、ご安心を。

kouryuu_love_kenbishi@yahoo.co.jp
こちらまで宜しくです。

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08 , 20
朝からご飯を作るというのはこの上なくメンドクサイ。男の一人暮らしになってみて、しみじみと感じたことの一つだ。
申し出はとてもありがたかったが、いかんせん、あいつらに手伝ってもらうとろくなことは無い。貴重な朝の時間を余計な仕事で潰されてしまうので、こうして大人しく待たせているのだ。

朝ごはんを食べ終えて、ルゥは満足したのかテレビの方をしっぽをゆらゆらさせながら見ていた。
「…さて、と。じゃあ俺は仕事行ってくるから…くれぐれも、くれぐれも!俺に仕事を増やすなよ?」
「うぁーい」
「ロウ、返事は?」
寝起きでまだ機嫌が悪いのか、しかめっ面をしてロウが返事をした。
「…分かった。外出は?いいのか?」
そういえば、まだ一回も外に出したことが無い事をふと思い出して、俺はネクタイを結びながら考えた。
「んー…。まずいだろ、その格好じゃ…」
ルゥなんか特に外に出たがってる口だ。本当は外に出してやりたいが、仕事が忙しいのもあって2人の耳を隠すための帽子を買う暇が無く、結局2週間近く2匹は引きこもり状態だった。
「えぇーっ。まだダメなのか?」
「あぁ、今度買物に行って帽子買ってくるから、その後な。…よし」
鏡の前でネクタイと髪型をチェックする。
鏡越しに見えるルゥの顔はもの凄く不満そうだった。ロウはもう違う物に興味が移ったようで、そっちに集中していた。
「書類持った、…パソコンも持った。……じゃ、行ってきまーす」
玄関のドアノブに手を掛けたら、ロウがいきなり肩をつかんだ。
「待って」
「は、何?どうした?」
なんだか嫌な予感が…。
もう2週間弱一緒に暮らしてたから分かるようになったのだが、しっぽの先が小刻みに揺れているときは、大体何かを企んでいるときだ。
今日も俺の肩を掴んだまま、表情は読めないもののしっぽが…。
「な…何…?」
そのままぐいっとロウの胸に引き寄せられて、触れるだけのキスをされた。
「…行ってらっしゃい」
信也は顔を赤くしながら口元を押さえて後ずさった。
「なっ…!っ…行ってくるッ!!」
赤くなった顔を隠すように勢い良く扉を開けるとルゥの叫び声が聞こえた。

08 , 10
「信也・・・ねぇ、信也ってば」
日曜日の朝、動物たちは朝が早い。ここにも例外など無く。
まだ朝の7時だ。休日だからもっと遅くまで寝ていたい。ベッドの中で唸っていると、ルゥが俺の体の上に勢いよくボディープレスをかましてきた。
「っ・・・!げほっ・・・お前なぁ・・・」
眉間に皺を濃く刻み、寝起きの不機嫌な顔でルゥの顔を睨みつける。
ルゥは俺が起きたことが嬉しいのか、尻尾の先だけが動いていた。
「おはよう、信也っ!・・・なぁ、ごはんは?」
「はぁ・・・?ご飯?」
「そう、ご・は・ん!」
そういえば、こいつら何あげればいいんだろう?見てくれは人間?だし、いつもどうりにキャットフードってのはちょとなぁ・・・。
顎に手を置いて考え込んでいると、ふと視界の先にロウの姿が目に入った。
「なぁ、ロウ」
「・・・なんだ」
なぜか不機嫌そうな顔でこちらを見ている。
「えっと・・・その、何が食べたい?」
睨まれているようで、話しづらい。
ロウってこんなキャラだったか・・・?
「食えるものなら何でもいいが?」
「・・・そう」
再び考え込んでいると、ルゥが手を挙げた。
「はいはいっ!俺、オムライスってやつがいい!!」
「・・・なんで」
「おいしそうだったし・・・」
はぁ・・・とため息を付くと、目の前にはニコニコとした笑顔があった。
「朝からオムライスかよ・・・たまごあったかな・・・」
目の前に居るルゥを片手で退けて、ベッドから降りる。
パジャマのままリビングに向かうとロウが窓を開けている所だった。
涼しくて心地いい風が頬を撫でる。
まだ眠い頭をなんとか覚醒させて、信也はキッチンに向かった。
慎也は袖を捲り上げて冷蔵庫を開けた。オムライスに必要な卵などを取り出す。まだ顔を洗ってないのに気付いて、材料はそのままで洗面所に向かった。
蛇口を捻ると水が勢い良く出た。冬の朝には厳しい、冷たい水が肌を刺す。
「慎也ぁ!ごはん作るの手伝おうか?」
タオルで顔を拭いながら扉から半身を出してこっちを覗いているルゥを睨み上げる。
「お願いだから、向こうで大人しく待っててくれ」
信也は肩を落としながら呟いた。
キッチンに戻るとルゥがソファの上で座っていた。

08 , 08
ルゥとロウは正反対だ。今はとくにケンカをするわけでもないが、仲が良いともいえない。
公園に居たときもそうだった。ルゥは人が居るとすぐ寄って行くが、ロウは滅多な事じゃないと草陰から出てこなかった。
ある日、台風の警報が出て、家の外は大雨だった。
2匹の子猫が気になってマンションから飛び出すと、2匹は寄り添って震えていた。
見かねた俺は、台風の間でも・・・と2匹をマンションに連れ帰ったのだ。
俺のマンションはペット禁止だ。台風が過ぎてから2匹を公園に戻したが、なんども戻ってきて、家のドアの前に座って鳴いていた。
それから2匹を飼い始めた。

「っ・・・な・・・」
なにしてるんだ!と言いたかったが、動揺してうまく言葉が言えない。
頬を少し染めて唇を手の甲で拭っている信也を見て、ルゥはにこにこしながら口を開いた。
「ごめん、信也が可愛かったから・・・つい」
まったく反省の色は見えない。
ロウが後ろの方で、2人の様子を見ていた。
「・・・可愛いって・・・。そういえば、お前らいつ猫に戻るんだ?」
するとルゥの代わりにロウが答えた。
「わからない。ただ・・・・・・今夜は満月だ・・・」
「・・・え?」
ロウが窓の外に綺麗に出ている月に目をやる。
ルゥも信也も反射的に月を見ていた。
「満月・・・か」
ルゥが、呟く。凄く小さな声だったが、真夜中の部屋ではとても大きく聞こえた。

08 , 07
「あ・・・。信也、おはよう」
「・・・・・・・・・」
「信也?」
「・・・・・・・・・(絶句)」
「おーい・・・、寝ぼけてるの?」
青年は信也の右頬に手を添えて、反対側の頬にちゅっと軽くキスをした。
「・・・・・・んぎゃぁーーーーーー!!!!!!!」
「?!」
床で布団と一緒に転がっていたロウは、ものすごい勢いで起き上がった。
信也の体の上ではルゥが手で両耳を塞いでいる。
「ちょっと、信也さぁ・・・。まだ夜中だよ?俺ら、煩いのとか駄目なんだけど。」

俺の顔を覗き込んでいるのも床で転がってこっちを睨んでいるのも、人間じゃない?!

「ちょ・・・お前ら、一体誰なんだ?」
真面目な顔で質問する俺に、目の前の奴はしばし固まっている状態。
「なっ・・・ちょっと!俺らの事知らないとかぬかすんじゃないよね?!」
胸倉を掴んでガクガクと揺さぶられる。
「っ・・・まじで知らねぇ・・・って!・・・おい、手ぇ止めろ!!」
ルゥははっと我に返って手を離した。思いっきり放したせいで、信也がベッドの縁に頭をぶつけた。
「あぁっ!!信也ごめん!大丈夫?!」
「ったぁ・・・、大丈夫だけど、とりあえず俺の上から退け」
低くなった声で言うと、ルゥは耳を少し下に下げて信也の方を見ていた。

んな顔で見んなっつうの・・・。
俺が悪いことしたみたいじゃないか・・・。

「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・信也・・・?あの、ごめんね?」
「うん。いや俺も強く言い過ぎた。」
ベッドの上で向かい合って正座して謝罪ごっこをしているすぐ傍で、もう一人忘れられていたロウが二人に声を掛けた。
「そこで、謝罪ごっこしてるの、いい加減止めてくれない?見ててウザイんだけど。」
「・・・っ?!あぁああああぁぁぁっっ!?!?」
「え、ちょっと信也どうしたの?!」
「・・・人の顔見て叫ぶな!!」
信也はベッドの上から飛び降りて、一気に向かいの壁まで逃げた。
そりゃ、もう凄いスピードで。

なななななっ?!2人?!一人ならまだしも、猫モドキが2人?!

2人の顔を交互に見比べる。
「まさか・・・いや、そんなはずは・・・」
「そのまさか、だろ。俺たちもどうしてこうなったのか知らないし」
「まぁ、目が覚めた時にはこうなってたからねー。・・・信也起こすのもかわいそうだったし」
ルゥの方が信也の傍まで近づいて、ぎゅっと抱きしめた。
「この方がいろいろ便利だけどv」
ルゥは信也の顎を掴んで上に向かせて口唇を奪う。
「んっ・・・は」
たった数十秒だったかもしれない。それでも経験が乏しい信也にとっては凄く長く感じた。
猫の癖にどこか手馴れてるルゥ。ルゥの容姿も街で遊んでそうな感じだった。
オレンジに近いような茶色の髪。金色の少し大きな、愛嬌のある目。
逆にロウは黒に近いグレーの髪に、透き通った薄い緑の瞳をしていた。

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